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鳥獣害 動物たちと、どう向きあうか

岩波新書 新赤版 1618

出版社名 岩波書店
出版年月 2016年8月
ISBNコード 978-4-00-431618-3
4-00-431618-9
税込価格 902円
頁数・縦 212,7P 18cm

商品内容

要旨

イノシシ、シカ、サル、クマなどによる鳥獣害が、全国で深刻化している。田畑を荒らして大きな経済的損失を与え、時には人を襲うこともある。近年は都市部にも現われている。なぜ増えたのか。各地の対策は。そして今後、どうなっていくのだろうか。農業経済の研究者が、みずから田畑を耕すなかで考察する。

目次

第1章 「田園回帰」のなかの鳥獣たち―害獣化する野生
第2章 街なかを闊歩する野生鳥獣
第3章 農村に跳梁する野生
第4章 鳥獣との闘いと苦悩―全国初の捕獲補助金交付の町
第5章 人と動物の共存への模索―各地域での実践
第6章 人は動物たちと、どう向きあってきたか
第7章 庶民の食の変容と動物たち
第8章 新たな動物観への展望
第9章 人と動物、共存の場所―形成均衡の世界へ

おすすめコメント

クマ、シカ、サル等の鳥獣害が急増中だ。田畑を荒らし、時に人を襲い、近年は都市部にも現れる。なぜ増えたのか? 各地の対策は?

著者紹介

祖田 修 (ソダ オサム)  
1939年島根県生まれ。京都大学農学部農林経済学科卒業。農学博士。農林省経済局、龍谷大学経済学部助教授、京都大学大学院農学研究科教授、放送大学客員教授、福井県立大学経済・経営学部教授、福井県立大学学長などを務める。専門は、農学原論、地域経済論。現在、京都大学名誉教授、福井県立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)