律令国家と隋唐文明
岩波新書 新赤版 1827
出版社名 | 岩波書店 |
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出版年月 | 2020年2月 |
ISBNコード |
978-4-00-431827-9
(4-00-431827-0) |
税込価格 | 1,034円 |
頁数・縦 | 208,8P 18cm |
商品内容
要旨 |
中国大陸では隋から唐へと王朝が替わり、朝鮮半島からは戦火が迫る―。極度の軍事的緊張のさなか、国土防衛と権力集中への模索から、古代日本の律令国家は生み出された。海を介した命がけの知的交流により「文明」を継受し、独自の国制を築く過程を描く。東アジア世界を舞台とした「日本」成立の、比類なきドキュメント。 |
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目次 |
第1章 遣隋使と天皇号 |
おすすめコメント
中国の王朝が隋から唐へと移り、朝鮮半島から戦火が迫る。古代日本の律令国家は、そうした極度の軍事的緊張のなかから生まれた。国土防衛と権力集中への模索から、海を介した人々の知的交流、制度にとどまらない文明の継受によって、独自の国制を築く過程を描き出す。東アジアを舞台とした、「日本」誕生のドキュメント。