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ヒンドゥー教10講

岩波新書 新赤版 1867

出版社名 岩波書店
出版年月 2021年2月
ISBNコード 978-4-00-431867-5
4-00-431867-X
税込価格 990円
頁数・縦 256,25P 18cm

商品内容

要旨

古代のバラモン教、さらには四千年前のインダス文明にまで遡るとされるインドの宗教思想はきわめて複雑だが、その教えは密教儀礼や帰依観念など、日本の宗教にも通ずる面をもつ。本質論に陥らず、歴史的・地域的・社会的な重層性に注意しながら、丁寧なテキスト読解によってヒンドゥー教の思考と実践をとらえる、体系的入門書。

目次

第1講 ヒンドゥー教の歴史と地理
第2講 信仰の形―プージャーとヤジュニャ
第3講 死後の観念―生天と解脱
第4講 現世拒否の宗教―苦行と棄世
第5講 不死の探求―ヨーガと一神教
第6講 帰依と信愛―バクティ観念の展開
第7講 象徴と儀礼―タントリズムの広がり
第8講 シヴァ教の歴史―神・魂の二元論と一元論
第9講 ヴィシュヌ教の歴史―アヴァターラ思想の展開
第10講 ヒンドゥー教の誕生

出版社・メーカーコメント

古代のバラモン教、さらには四千年前のインダス文明にまで遡るとされるインドの宗教思想はきわめて複雑だが、その教えは密教儀礼や帰依観念など、日本の宗教にも通ずる面をもつ。本質論に陥らず、歴史的・地域的・社会的な重層性に注意しながら、丁寧なテキスト読解によってヒンドゥー教の思考と実践をとらえる、体系的入門書。

著者紹介

赤松 明彦 (アカマツ アキヒコ)  
1953年、京都府生まれ。1983年、パリ第3(新ソルボンヌ)大学大学院博士課程達了。現在、京都大学名誉教授。専攻、インド哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)