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明治精神史 上

岩波現代文庫 学術 199

出版社名 岩波書店
出版年月 2008年9月
ISBNコード 978-4-00-600199-5
4-00-600199-1
税込価格 1,210円
頁数・縦 287P 15cm
シリーズ名 明治精神史

商品内容

要旨

民衆思想史の草分けとなった著者の記念碑的代表作。大学紛争が全国的に展開され、近代の価値が厳しく問われていた時代にあって、大きな共感をよんだ、戦後歴史学、戦後思想史の名著である。テクストは全集に収録されている「新編」ではなく一九六八年刊行の「増補版明治精神史」。

目次

第1部 国民的覚醒の時代(明治ルネッサンスの記念碑―ある地方の人間発掘から
草莽の目ざめ―横井実学党を支えた一族たち
豪農民権への展開―徳富猪一郎の思想形成
自由民権運動の地下水を汲むもの―透谷をめぐる青年群像
民権と国権の相剋―大矢蒼海と大阪事件内面史
“戦士・詩人・思想家”の生誕―透谷における原体験の意味
地方知識人の道統―秋山国三郎の人と精神
在村活動家型民権家の二つの軌跡―平野友輔と細野喜代四郎
人民ニヒリズムの底流―困民党指導者、須長漣造の思想)

著者紹介

色川 大吉 (イロカワ ダイキチ)  
1925年千葉県生まれ。東京大学文学部国史科卒。東京経済大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)