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評伝斎藤隆夫 孤高のパトリオット

岩波現代文庫 社会 154

出版社名 岩波書店
出版年月 2007年6月
ISBNコード 978-4-00-603154-1
4-00-603154-8
税込価格 1,320円
頁数・縦 407,6P 15cm

商品内容

要旨

斎藤隆夫の名は、二・二六事件当時の軍部の独裁を批判した一九三六年の「粛軍演説」と、四〇年の「支那事変処理に関する質問演説」で政府に厳しく迫り衆議院議員を除名されたことによって知られている。本書は彼の思想の形成過程、その精神や政治哲学、二つの演説の内実を子細に検討した本格的評伝である。略年譜、人名索引を付す。

目次

序章 斎藤隆夫と現代
第1章 精神のトポス
第2章 政治的な理性
第3章 政党政治家として
第4章 政党の自滅に抗して
第5章 孤立するパトリオット
終章 大いなる影

著者紹介

松本 健一 (マツモト ケンイチ)  
1946年群馬県に生まれる。東京大学経済学部卒業。麗澤大学教授。評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)