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アメリカ大統領が死んだ日 1945年春、ローズベルト

岩波現代文庫 社会 201

出版社名 岩波書店
出版年月 2010年4月
ISBNコード 978-4-00-603201-2
4-00-603201-3
税込価格 1,430円
頁数・縦 338,14P 15cm

商品内容

要旨

ニューディール期から第二次世界大戦へとアメリカ政治を牽引したフランクリン・ローズベルト。このカリスマ的指導者が一九四五年四月に急逝したことはアメリカ政治はもとより世界史に大きな影響を与えた。本書は大統領最後の一〇〇日を中心に、長年の秘められた恋の行方にも言及しながら、アメリカにおける戦後史の出発の意味を辿る意欲的な書き下ろしドキュメントである。

目次

はじめに―車イスのアトラス
第1章 大統領の余命は一年だった
第2章 最後の一〇〇日
第3章 アメリカのシーザー
第4章 落日
第5章 衝撃波
第6章 木漏れ日の愛
第7章 “偶然大統領”の出現
第8章 「武士道外交」の光と影
第9章 リラの樹の下で
終わりに
あとがき―“戦後”の源流を尋ねて

出版社・メーカーコメント

カリスマ的指導者ローズベルトの急逝は,極めて衝撃的だった。それが20世紀世界史に投げかけた意義とは何か。米国の戦後はいかに始まったのか。そして大統領の秘められた恋の行方とは。本書は,膨大な文献や資料に依拠して,米国での戦後の開始を縦横に描きだした異色のドキュメント。岩波現代文庫オリジナル版。

著者紹介

仲 晃 (ナカ アキラ)  
1926年、京都府舞鶴市生まれ。ジャーナリスト。51年、東京大学法学部卒業後、共同通信社入社。ワシントン特派員、ジュネーブ支局長、ワシントン支局長を経て、83年論説副委員長。62年度のボーン・上田国際記者賞受賞。定年退職後、桜美林大学教授を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)