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浪費するアメリカ人 なぜ要らないものまで欲しがるか

岩波現代文庫 社会 214

出版社名 岩波書店
出版年月 2011年3月
ISBNコード 978-4-00-603214-2
4-00-603214-5
税込価格 1,562円
頁数・縦 367,15P 15cm

商品内容

要旨

米国の中流階級は、過剰に消費しても満足できないばかりか、満たされぬ思いはなお強まる。なぜ浪費が定着してしまったか。本書はその背景に「働きすぎと浪費の悪循環」が存在していることを解明する。浪費を止めるためには、新しいライフスタイルが求められていると喝破する。日本における消費・労働・生活の今後を見極めるうえで必読の一冊である。

目次

第1章 新しい消費主義の出現
第2章 商品によるコミュニケーション―私たちが買うものはいかにして多くを語るのか
第3章 視覚的なライフスタイル―アメリカのステータスシンボル
第4章 消費があなたらしさを創る
第5章 隣のダウンシフター
第6章 ディドロの教訓に学ぶ―欲望の上昇を止める
エピローグ 消費を減らせば経済は難破するか

著者紹介

ショア,ジュリエット・B. (ショア,ジュリエットB.)   Schor,Juliet B.
1955年米国生まれ。マサチューセッツ大学で賃金変動の研究により、博士号を取得。『働きすぎのアメリカ人』で注目を集める。ハーバード大学准教授を経て、現在ボストン大学社会学教授
森岡 孝二 (モリオカ コウジ)  
1944年生まれ。関西大学教授。株主オンブズマン代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)