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天皇の玉音放送

朝日文庫 こ23−1

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2008年8月
ISBNコード 978-4-02-261586-2
4-02-261586-9
税込価格 1,100円
頁数・縦 316P 15cm

商品内容

要旨

「堪え難きを堪え、忍び難きを忍び…」。毎夏くり返される玉音放送=終戦の詔書の全文とは?昭和天皇の名で発表された詔勅や周囲の人間が残したテキストを、文学者ならではの視点で逐語的に再検討し、天皇の「戦争責任」と「戦後責任」を問う。玉音放送全収録のCD付き。

目次

第1章 二一世紀における歴史認識
第2章 「玉音放送」を読み直す
第3章 マッカーサーとヒロヒト
第4章 「人間宣言」というトリック
第5章 戦後体制とは何か
第6章 サンフランシスコ講和条約と日米安保体制下における象徴天皇制
終章 我らの戦後

おすすめコメント

「堪え難きを堪え、忍び難きを忍び……」、毎夏ここばかりが繰り返される玉音放送(終戦の詔勅)の、全文を目にしたことはあるだろうか? 「終戦の詔勅」をはじめ、昭和天皇ヒロヒトの名で発表された詔勅の一語一文を再検討し、そこから浮かび上がる天皇の「戦争責任」と「戦後責任」を問い直す。文学者ならではの視点から多数の資料を緻密に考証し、戦後日本の本質に迫る。玉音放送全文収録のCD付き。

著者紹介

小森 陽一 (コモリ ヨウイチ)  
1953年生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。成城大学助教授を経て、東京大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)