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街道をゆく 17 新装版

島原・天草の諸道

朝日文庫 し1−73

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2008年12月
ISBNコード 978-4-02-264463-3
4-02-264463-X
税込価格 770円
頁数・縦 328,8P 15cm
シリーズ名 街道をゆく

商品内容

要旨

島原の乱(1637年)が大きなテーマになっている。島原半島を歩き、戦場の原城跡で思索を重ねる。親子二代で暴政を敷いた島原領主、松倉重政・勝家親子については「ごろつき」と容赦がない。一揆に強い同情を持ちつつ、無理やり参加させられた人々のことも忘れない。天草・本渡では延慶寺の樹齢500年の梅に魅せられる。夜の闇にうかぶ梅の花の描写が幻想的だ。

目次

松倉重政
城をつくる
がんまつ
サン・フェリペ号の失言
沖田畷の合戦
明暗
侍と百姓
南目へ
北有馬
口之津の蜂起〔ほか〕

著者紹介

司馬 遼太郎 (シバ リョウタロウ)  
1923年、大阪府生まれ。大阪外事専門学校(現・大阪大学外国語学部)蒙古科卒業。60年、『梟の城』で直木賞受賞。75年、芸術院恩賜賞受賞。93年、文化勲章受章。96年、死去。主な作品に『国盗り物語』(菊池寛賞)、『世に棲む日日』(吉川英治文学賞)、『ひとびとの蛩音』(読売文学賞)、『韃靼疾風録』(大佛次郎賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)