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    街道をゆく　４１　新装版

    北のまほろば

    朝日文庫　し１−９７

    出版社名 朝日新聞出版
    出版年月 2009年5月
    ISBNコード 978-4-02-264495-4
    （4-02-264495-8）
    税込価格 968円
    頁数・縦 ４０３，８Ｐ　１５ｃｍ
    シリーズ名 街道をゆく

    商品内容

    要旨

    津軽衆と南部衆の応酬を酒場で楽しみ、太宰治の孤独を考える。弘前城の近くの商家では、石坂洋次郎の教え子だった、魅力的なおばあさんに出会う。下北半島では会津藩を思い、マタギ衆の熊狩りの話も聞いた。異色のタイトルは、古代の青森は物成りのいい「まほろば」だったのではと考えてつけたもの。連載中に縄文時代の繁栄を物語る三内丸山遺跡が発見され、著者はご機嫌だった。
    目次

    古代の豊かさ
    陸奥の名のさまざま
    津軽衆と南部衆
    津軽の作家たち
    石坂の“洋サン”
    弘前城
    雪の本丸
    半日高堂ノ話
    人としての名山
    満ちあふれる部屋〔ほか〕

    著者紹介

    司馬　遼太郎 (シバ　リョウタロウ)　　
    １９２３年、大阪府生まれ。大阪外事専門学校（現・大阪大学外国語学部）蒙古科卒業。６０年、『梟の城』で直木賞受賞。７５年、芸術院恩賜賞受賞。９３年、文化勲章受章。９６年、死去。主な作品に『国盗り物語』（菊池寛賞）、『世に棲む日日』（吉川英治文学賞）、『ひとびとの跫音』（読売文学賞）、『韃靼疾風録』（大佛次郎賞）などがある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）