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死体は切なく語る

朝日文庫 う19−1

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2008年7月
ISBNコード 978-4-02-268101-0
4-02-268101-2
税込価格 550円
頁数・縦 203P 15cm

商品内容

要旨

涙は見せられない。それがどんなに辛くてひどい死体であろうと。しかし、現場を離れて時間がたった今、自然に涙が流れてくる検死のドラマがある。殺された幼い子どもが最後に見た光景、布団の中で凍死してしまった老人の孤独―。監察医として二万体の死体を検死した著者が語る、生と死のドラマ。

目次

第1章 涙をぬぐった監察医
第2章 最後まで子どもを守る母親
第3章 不条理さを超えて生きた
第4章 世にも不思議で切ない死件
第5章 生きていても死んでいても
終章 老人がこの世に残したメッセージ

著者紹介

上野 正彦 (ウエノ マサヒコ)  
1929年茨城県生まれ。医学博士・元東京都監察医務院長。東邦医科大学卒業後、日本大学医学部法医学教室に入る。1959年東京都監察医務院監察医となり、84年同院長となる。1989年の退官後に出版した『死体は語る』は大ベストセラーになった。現在は、法医学評論家としてテレビ・雑誌などで活躍している。元日本被害者学会理事、現杉並区精神障害者共同作業所アゲイン運営委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)