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職場砂漠 働きすぎの時代の悲劇

朝日新書 058

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2007年7月
ISBNコード 978-4-02-273158-6
4-02-273158-3
税込価格 770円
頁数・縦 215P 18cm

商品内容

要旨

成果主義という「武器」を手に部下を襲う上司、M&Aでトップが変わった途端に始まる性急な「改革」…。グローバル化やIT化がもたらした職場環境の激変で、ストレスに押し潰されたサラリーマンが次々に心を病んでいる。人を大切にしなくなった会社で何が起きているのか。「格差」だけが問題なのではない―。

目次

第1章 「いじめ」の構図―上司が牙をむくとき
第2章 M&Aの裏側―グローバル化の本当の意味
第3章 氷山の一角―犠牲者は隠される
第4章 底辺からの叫び―非正規雇用者は訴える
第5章 「誇り」のために―なぜ会社と闘うのか
第6章 「次」にくるものと新「モダン・タイムス」
終章 明日のために

おすすめコメント

「格差」だけが問題なのではない。グローバル化とIT化という「怪物」が、日本の会社にもう一つの「犠牲者」、心を病んだサラリーマンたちを作り出している! 成果主義という「武器」を手に部下を襲う上司、M&Aでトップが変わった途端に始まる性急な改革……。ストレスが溢れる職場で、企業戦士が次々に倒れていく。長期不況を経て景気が上向いた日本で、今、サラリーマンに何が起きているのか。気鋭ジャーナリストが激しく迫る。

著者紹介

岸 宣仁 (キシ ノブヒト)  
経済ジャーナリスト。1949年、埼玉県生まれ。東京外国語大学卒業後、読売新聞社入社。経済部で大蔵省、通産省、日銀、自動車・電機業界などを担当し、92年からフリー。雇用、知的財産権、技術開発分野などを中心に精力的な取材を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)