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「健康格差社会」を生き抜く

朝日新書 217

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2010年1月
ISBNコード 978-4-02-273317-7
4-02-273317-9
税込価格 858円
頁数・縦 250P 18cm

商品内容

要旨

「所得の格差」が「いのちの格差」まで生む「健康格差社会」。高齢男性の低所得者は「うつが7倍」「死亡率が3倍高い」のはなぜ?それだけではない。「負け組」だけでなく、「勝ち組」さえも病んでゆく。だれもが不健康になっていくのが、「健康格差社会」のほんとうの恐さ!米国に追随し、日本もそうなりはてるのか。処方箋はないのか。

目次

第1部 「健康格差社会」の現実(「健康格差社会」日本
なぜ「健康格差」を問題にするのか)
第2部 「健康格差社会」発生のメカニズム(「見かけ上の関係」か?
なぜ健康格差は生まれるのか
社会疫学とは何か
格差拡大は国民を不健康にする)
第3部 「健康格差社会」を生き抜くために(「健康格差社会」を生き抜く
一人の力で生き抜けるか
健康によい社会を考える
本書で伝えたかったこと―「well−beingな社会」を目指して)

著者紹介

近藤 克則 (コンドウ カツノリ)  
1959年、愛知県生まれ。千葉大学医学部卒。日本福祉大学教授、同大健康社会研究センター長。日本リハビリテーション医学会専門医、博士(医学)、博士(社会福祉学)。著書に『健康格差社会―何が心と健康を蝕むのか』(社会政策学会奨励賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)