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あっしはもしもし湾にすむカメ次郎ともうします

偕成社おはなしポケット

出版社名 偕成社
出版年月 2021年10月
ISBNコード 978-4-03-501150-7
4-03-501150-9
税込価格 1,320円
頁数・縦 116P 22cm

商品内容

要旨

集めた貝がらや海草を使って、何かを作るのが大好きなカメ次郎。旅から帰り、ふるさとのもしもし湾でお店を始めることに!「カメ次郎商店」オープンのチラシをクジラ海郵便局で、たくさん配ってもらったのにお客さんは、だれも、だーれもきません。小学校中学年から。

出版社・メーカーコメント

2001年に刊行されたシリーズ1冊目の『ぼくはアフリカにすむキリンといいます』は、たいくつなキリンが書いた手紙により「地平線の向こう」に新しい友だちができるお話。その後「地平線の向こう」のクジラ海に舞台を移し、さまざまな手紙をきっかけに広がっていく友だちの輪を描くユニークなシリーズとなり今作は6巻目。旅から帰ったカメ次郎、集めた貝ガラや石を使って、貝の笛から看板まで何でも作るのが得意なので、「カメ次郎商店」を開くことにしました。前作でクジラ海にできた郵便局に頼んでチラシを配ってもらったのですが、何日たっても、一人もお客さんがきません。調べてみると、にせの「カメ次郎商店」が賑わっているではありませんか! どういうこと? 郵便局のオープン記念イベントも重なり、クジラ海は大賑わい。にせカメ次郎の正体は? 新しく登場のカメ次郎のおっかさんや妹のかめよも個性的です。手紙で伝わることは、きっと書いてあること以上のものなのでしょう。

著者紹介

岩佐 めぐみ (イワサ メグミ)  
1958年、東京都に生まれる。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。デビュー作『ぼくはアフリカにすむキリンといいます』のドイツ語版が2018年、日本作品で初めてとなるドイツ児童文学賞を受賞する。2020年、35年間住みなれた多摩市を離れ茨城県に移住。ぶどうの木キリスト教会のメンバー
高畠 純 (タカバタケ ジュン)  
1948年、愛知県に生まれる。愛知教育大学美術科卒業。絵本『だれのじてんしゃ』(フレーベル館)でボローニャ国際児童図書展グラフィック賞を受賞。『オー・スッパ』(講談社)で日本絵本賞を、『ふたりのナマケモノ』(講談社)で講談社出版文化賞絵本賞受賞。絵本作品多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)