インドクリスタル
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2014年12月 |
ISBNコード |
978-4-04-101352-6
(4-04-101352-6) |
税込価格 | 2,090円 |
頁数・縦 | 541P 20cm |
商品内容
文学賞情報 |
2015年
第10回
中央公論文芸賞受賞 |
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要旨 |
人工水晶の製造開発会社の社長・藤岡は、惑星探査機用の人工水晶の核となるマザークリスタルを求め、インドの寒村に赴く。宿泊先で使用人兼売春婦として働いていた謎めいた少女ロサとの出会いを機に、インドの闇の奥へと足を踏み入れてゆく。商業倫理や契約概念のない部族相手のビジネスに悪戦苦闘しながら直面するのは、貧富の格差、男尊女卑、中央と地方の隔たり、資本と搾取の構造―まさに世界の縮図というべき過酷な現実だった。そして採掘に関わる人々に次々と災いが起こり始める。果たしてこれは現地民の言う通り、森の神の祟りなのか?古き因習と最先端ビジネスの狭間でうごめく巨大国家を、綿密な取材と圧倒的筆力で描きだした社会派エンタメ大作。構想10年、怒涛の1250枚! |
出版社 商品紹介 |
人工水晶開発の為、マザークリスタルの買い付けを行う山峡ドルジェ社長・藤岡。インドの村の宿泊先で使用人兼売春婦をしていた少女ロサを救い出し、村人と交渉・試掘を重ねる中で思いがけない困難に次々と直面する。 |