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火の鳥 4

鳳凰編

角川文庫 て7−5

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2018年7月
ISBNコード 978-4-04-106633-1
4-04-106633-6
税込価格 968円
頁数・縦 395P 15cm
シリーズ名 火の鳥

商品内容

要旨

生まれたその日に片腕を失った我王。その我王に片腕を切られた茜丸。15年後、仏師として血のにじむ修行を積んだ2人に宿命の対決の時が来た。都の帝から東大寺の鬼瓦の競作を命ぜられたのだ。愛を渇望し、自らに打ち克とうとする仏師の極限の苦悶を描く。宇宙規模の輪廻の中、個々の命の小ささと、それでもなお生きることの意味を問う。創作の背景が分かる充実の解題収録の新装版。

おすすめコメント

今だからこそ読みたい手塚治虫が残した不滅のライフワーク 新装版刊行! 盗賊・我王に腕を傷つけられた茜丸は時の権力者に気に入られ名をあげる。僧と旅するうちに己に目覚めた我王。奈良の大仏建立をめぐり二人の仏師の宿命の対決の時がきた。宗教とは愛とは何かを問う物語。

著者紹介

手塚 治虫 (テズカ オサム)  
1928年、大阪府生まれ、兵庫県宝塚市で育つ。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。勲三等瑞宝章受勲。漫画の神様と呼ばれ、現代の漫画文化を築き上げた人物。代表作に『鉄腕アトム』や『ブラック・ジャック』(75年第4回日本漫画家協会賞特別優秀賞)、『陽だまりの樹』(84年第29回小学館漫画賞)、『アドルフに告ぐ』(86年第10回講談社漫画賞)など多数。宝塚市には手塚治虫記念館がある。89年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)