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こわい本 4

呪縛

角川ホラー文庫 う1−14

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2021年8月
ISBNコード 978-4-04-108993-4
4-04-108993-X
税込価格 968円
頁数・縦 363P 15cm
シリーズ名 こわい本

商品内容

要旨

ある日、父と幼い姉妹のもとに、美しい継母がやって来た。幸せの中、なぜか姉の様子がおかしくなる。クモの妄想に取り憑かれ、継母に口からクモを入れられる悪夢を見たと訴えるが、妹は取り合わない。やがて、姉は原因不明のまま死に、残された妹に不穏な影が忍び寄る―体内に入り込み寄生するクモの恐怖と、人の心の闇に戦慄する「紅グモ」ほか、「独眼鬼」「残酷の一夜」「ダリの男」「手」の、さまざまな悪意と執着を映し出す5篇。

出版社・メーカーコメント

これは呪いか、愛か――あなたを捕らえて離さない楳図かずおの恐怖譚人の身体に巣食う恐ろしい蜘蛛に捕らわれた、美しい姉妹が味わう恐怖を描く「紅グモ」。すべて競い合ってきた兄弟の憎悪の深さに震撼する「独眼鬼」など5篇。巻末企画に草間彌生氏、ヒグチユウコ氏も登場!

著者紹介

楳図 かずお (ウメズ カズオ)  
1936年、和歌山県高野町に生まれ、奈良県五條市で育つ。小学校4年生で漫画を描き始め、高校3年生の時、『別世界』『森の兄妹』をトモブック社から単行本で出版し、デビュー。『へび少女』『猫目小僧』などのヒット作により、“ホラー漫画の神様”と呼ばれる。『漂流教室』ほかで小学館漫画賞受賞。一方、『まことちゃん』でギャグの才能も発揮。このほか、数多くのヒット作を生み出す。その他、タレント、歌手、映画監督など多数の肩書きを持ち、様々なジャンルで活躍中。2018年、『わたしは真吾』で仏・アングレーム国際漫画際「遺産賞」受賞。また同年度、文化庁長官表彰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)