
もの食う人びと
角川文庫
| 出版社名 | 角川書店 |
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| 出版年月 | 1997年6月 |
| ISBNコード |
978-4-04-341701-8
(4-04-341701-2) |
| 税込価格 | 792円 |
| 頁数・縦 | 365P 図版12P 15cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
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お客さんに「辺見庸さんはいいよ」と勧められて何気なく選んだ
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おすすめ度
- すぐじ書店 (長野県長野市)
お客さんに「辺見庸さんはいいよ」と勧められて何気なく選んだ一冊でしたが、
腹八分目という言葉を知らない自分にはガツンと効きました。
不味かろうが、有害物質を含んでいようが、食べなければ明日を生きられない。
この本が出版されてから、十五年以上が経っているわけですが、そういう人々は今なおいるはず。飽食の時代と言われて久しい日本の場合、改めて注目したい一冊です。(2010年4月21日)
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おすすめ度
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商品内容
| 要旨 |
人は今、何をどう食べているのか、どれほど食えないのか…。飽食の国に苛立ち、異境へと旅立った著者は、噛み、しゃぶる音をたぐり、紛争と飢餓線上の風景に入り込み、ダッカの残飯からチェルノブイリの放射能汚染スープまで、食って、食って、食いまくる。人びととの苛烈な「食」の交わりなしには果たしえなかった、ルポルタージュの豊潤にして劇的な革命。「食」の黙示録。連載時から大反響をよんだ感動の本編に、書き下ろし独白とカラー写真を加えた、新しい名作文庫の誕生。 |
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| 目次 |
旅立つ前に |


出版社・メーカーコメント
人は今、何をどう食べ、どれほど食えないのか。人々の苛烈な「食」への交わりを訴えた連載時から大反響を呼んだ劇的なルポルタージュ。文庫化に際し、新たに書き下ろし独白とカラー写真を収録。