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妖怪の理妖怪の檻 文庫版

角川文庫 き26−51

出版社名 角川書店
出版年月 2011年7月
ISBNコード 978-4-04-362010-4
4-04-362010-1
税込価格 901円
頁数・縦 535P 15cm

商品内容

要旨

小説や映画など、いたるところで活躍し、人々に親しまれるようになった“妖怪”。知っているようで、何だかよくわからないこの存在は、いつ、どうやってこの世に現れたのだろうか?妖怪を愛し、数多くの妖怪小説を生み出してきた著者が、深く愉しく、縦横無尽に「“妖怪”とは何なのか?」を解き明かす。そして辿り着いた答えとは―。すべての妖怪好きに贈る、妖怪をもっと愉しむための、画期的妖怪解体新書。

目次

妖怪のことを考える前に(“妖怪”ブームはあったのか
“妖怪”的なモノゴトとは何か)
妖怪という言葉について(学問の言葉を巡って
黄表紙を巡って ほか)
妖怪のなりたちについて(水木しげるの登場
通俗的妖怪の完成 ほか)
妖怪の形について(受け継がれるスタイル
伝えられるもの、創られるもの ほか)
講演録通俗的妖怪と近代的怪異(ヌリカベを例にして―民俗学的妖怪
小松「妖怪学」の妖怪と通俗的妖怪 ほか)
妖怪のことを考えているうちに

おすすめコメント

知っているようで、何だかよくわからない存在、妖怪。それはいつ、どうやってこの世に現れたのだろうか。妖怪について深く愉しく考察し、ついに辿り着いた答えとは。すべての妖怪好きに贈る、画期的妖怪解体新書!

著者紹介

京極 夏彦 (キョウゴク ナツヒコ)  
小説家、意匠家。1963年北海道生まれ。94年、かねてよりアイデアを温めていた妖怪小説『姑獲鳥の夏』で小説家デビュー。『魍魎の匣』で第49回日本推理作家協会賞、『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、『後巷説百物語』で第130回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)