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ひだり

角川ホラー文庫 Hく1−3

出版社名 角川書店
出版年月 2009年4月
ISBNコード 978-4-04-384303-9
4-04-384303-8
税込価格 692円
頁数・縦 313P 15cm

商品内容

要旨

比陀理神社では、巫女のアルバイトをしていた短大生が怪死し、ジョギング中の男が突然死する事件が相次いだ。この神社には、「鳥居は必ず右足からまたぐべし」という掟があったのだ。比陀理中学に転校してきた言美は、この町では校庭の陸上トラックも路線バスもなぜか右回りであることを不思議に思い、その由来を調べ始める。どうやら、この町では「左」が封印されているらしい。そして、血塗られた町の歴史が新たな惨劇を呼ぶ。

おすすめコメント

ひだりは、いつもあなたのそばにある。比陀理中学に転校してきた言美は、右回りの陸上トラックや、右回りにしか走らない路線バスを不思議に思い、由来を調べ始める。この町ではどうやら「左」が封印されているらしい。逃走不能の恐怖を描く戦慄のホラー。

著者紹介

倉阪 鬼一郎 (クラサカ キイチロウ)  
1960年三重県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社勤務を経て、98年より専業作家。幻想小説、ホラー、ミステリを中心に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)