江戸の女俳諧師「奥の細道」を行く 諸九尼の生涯
角川ソフィア文庫 SP−M−105−1
出版社名 | 角川学芸出版 |
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出版年月 | 2008年9月 |
ISBNコード |
978-4-04-401005-8
(4-04-401005-6) |
税込価格 | 817円 |
頁数・縦 | 302P 15cm |
商品内容
要旨 |
29歳のとき庄屋の妻の座を捨てて旅の俳諧師と駆け落ちした「なみ」は、夫の死後、「諸九尼」と名乗り、俳諧の宗匠として身を立てる。女性の宗匠はほとんどいなかった江戸中期、京都から九州へ、さらに、芭蕉の足跡をたどる「奥の細道」の旅にまで出ることができたのには、理由があった。旅の日記『秋かぜの記』や家族への手紙、残された句から、旅に暮らした女俳諧師の波瀾に満ちた生涯が甦る。1999年、日本エッセイスト・クラブ賞受賞作。 |
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目次 |
出奔―筑後から京都へ(庄屋の家に生まれて |
おすすめコメント
江戸中期、旅に暮らした女俳諧師のドラマチックな生涯!二九歳の時、庄屋の妻の座を捨てて旅の俳諧師と駆け落ちし、清貧の暮らしの中でプロの俳諧師として自立した女性がいた。封建的な時代にもかかわらず、想像以上に自由な旅ができた理由と仲間との交流の日々を追う。