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知っておきたいマルクス「資本論」

角川ソフィア文庫 SP N−104−1

出版社名 角川学芸出版
出版年月 2009年5月
ISBNコード 978-4-04-406411-2
4-04-406411-3
税込価格 660円
頁数・縦 221P 15cm

商品内容

要旨

金融危機と世界同時不況。今日の世界経済は第2次大戦後最大の危機に瀕している。こうなったのはどうしてか。資本主義経済のどこにその原因があるのか。その答えを求めて、いまマルクスの『資本論』が再読されている。本書は、マルクスの説く、商品・貨幣と資本の関係、労働力と賃金、剰余価値の生産など、資本主義の考え方と仕組み、資本主義社会の矛盾などを平易に解説。今日的な視点で読み直すとよくわかる「資本論」入門。

目次

序説 マルクスと『資本論』(『資本論』への歩み
経済学史上のマルクス)
1章 商品・貨幣と資本(資本主義は商品社会
商品をつくる労働の二面性
貨幣の発生とその諸機能
資本とはなにか)
2章 資本主義的生産の解明(労働力―労働者の売る商品
剰余価値の生産
労働賃金の秘密
資本の再生産と蓄積)
3章 資本主義の生成と発展(剰余労働の前史
本源的蓄積
協業による社会的生産
分業とマニュファクチャ)
4章 大工業と労働者(機械制大工業の時代
機械と労働者
失業者の必要性
資本主義のゆくえ)

おすすめコメント

資本主義の仕組みがよくわかる!世界不況のいまこそ知りたい「資本論」。金融危機と世界不況。今日の世界経済は破綻の危機に瀕している。こうなったのはどうしてか。資本主義経済のどこにその原因があるのか。経済の仕組みが手にとるようにわかるマルクス「資本論」入門。佐藤優氏推薦!

著者紹介

神津 朝夫 (コウズ アサオ)  
1953年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。在学中より向坂逸郎氏に師事して『資本論』を学ぶ。大学院博士前期課程修了後ドイツ・マンハイム大学経済学部へ2年間遊学。外資系金融機関調査部・大学教員などを経て、現在は著述業。博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)