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物語明治・大正を生きた女101人

新人物文庫 れ−1−48

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2014年9月
ISBNコード 978-4-04-601009-4
4-04-601009-6
税込価格 825円
頁数・縦 383P 15cm

商品内容

要旨

西洋化・近代化という新しい風が吹き、福沢諭吉も『学問のすゝめ』で「男も人なり、女も人なり」と男女同権を訴えた一方、「家」や「三従の教え」という封建的な考え方がいまだ社会を規制していた明治・大正。そのような相克の中、女医への不屈の志を抱いた荻野吟子や吉岡弥生、女性解放運動に奔走した伊藤野枝や平塚らいてう、画業をきわめたラグーザお玉や山下りん、貧者・病者救済に一途に歩んだ瓜生岩子や井深八重、そして情熱の恋愛に身を捧げた石川節子らは、どのように時代を受け止め、道を切り拓いていったのだろうか…。時代の真の「夜明け」を求めた女たちの知られざる人生の軌跡に迫る。

目次

第1章 激動の時代を生きたヒロイン(異色の運命を生きた麗人―唐人お吉、シーボルト・ハナ、川島芳子、李(梨本宮)方子
近代日本のパイオニア―津田梅子、吉岡弥生、和田(横田)英、松本英子、平塚らいてう ほか)
第2章 明治・大正「女傑」伝(瓜生岩子―社会福祉事業に挺身した会津女性
市川久米八―「女団十郎」と呼ばれた歌舞伎女優 ほか)
第3章 明治・大正「女性の記録」(「鹿鳴館」に踊った女たち
富岡製糸場を支えた女工たち ほか)
第4章 近代を生きた76人の女性