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カメラが撮らえた幕末三〇〇藩藩主とお姫様

新人物文庫 れ−1−54

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2015年3月
ISBNコード 978-4-04-601185-5
4-04-601185-8
税込価格 990円
頁数・縦 318P 15cm

商品内容

要旨

北は北海道を開拓した伊達家から、南は維新の原動力となった薩摩の島津家まで、日本各地の最後の藩主と姫君たちのエピソードを稀少な古写真とともに紹介。またそれぞれの人物の生涯を詳細に解説し、テキストとビジュアルの両面からその生き様に迫る。

目次

1章 徳川家・松平家―姫君たちの幕末維新(大奥に送り込まれた島津の姫君―十三代将軍:徳川家定 御台所:篤姫
落魄の将軍に尽くした女たち―十五代将軍:徳川慶喜 義祖母:直子/御台所:美賀子
天下に示した「徳川の妻」の気概―御三家紀伊徳川家:徳川茂承 正室:則子
銃弾に身をさらした宮家の姫君―御三家水戸徳川家:徳川斉昭 正室:吉子
篭城戦に立ち向かわせた容保への淡き恋心―御家門会津松平家:松平容保 義姉:照姫
英主の愛を独占した“あばた”の姫君―後家門越前松平家:松平春嶽 正室:勇姫)
2章 大名家―激動の時代を生き抜いた藩主と姫君たち(婚姻に賭けられた南部家再興の夢―陸奥国盛岡藩:南部利剛 息女:郁子
早世の夫と婚家に捧げた長い半生―羽後国秋田藩:佐竹義睦 正室:悦子
不毛の大地に挑んだ仙台藩最後のお姫様―陸奥国仙台藩:伊達慶邦 実妹:保子
戦火を逃れ六十キロの米沢逃避行―陸奥国二本松藩:丹羽長国 正室:久子
松江から遠路嫁いだ五歳の姫君―下総国佐倉藩:堀田正倫 正室:吉子
脱藩大名忠崇をめぐる四人の女たち―上総国請西藩:林忠崇 正妻:チヱ
開明国に学んだ藩主に嫁いだ姫君たち―信濃国上田藩:林忠崇 正妻:チヱ
内助の功を発揮した鹿鳴館の名花―美濃国大垣藩:戸田氏共 正室:極子
夫への揺るがぬ信頼で乗り越えた危機―周防・長門国長州藩:毛利元徳 正室:安子
幕末の政治情勢に翻弄された二人の藩主夫人―土佐国土佐藩:山内豊範 夫人:俊/栄
ヴィクトリア女王にも謁見した社交界の華―肥前国佐賀藩:鍋島直大 正室:胤子
若き双肩にかかる島津家七百年の重み―薩摩国薩摩藩:島津忠義 正室:〓(てる)姫)

おすすめコメント

北は青森県の弘前藩から南は鹿児島県の薩摩藩まで、日本各地の最後の大名と姫君たちの稀少な古写真を大量に掲載。またそれぞれの人物の生涯を詳細に解説し、テキストとビジュアルの両面からその生涯に迫る。