最下位からクライマックス、解雇通告、球団との闘い…波乱と栄光の野村楽天再生工場！！2009年、日本プロ野球界最大の話題は楽天・野村監督の進退問題に尽きるだろう。連日、テレビのスポーツ番組やワイドショー、スポーツ紙は野村監督の「ボヤキ」を取り上げ、その一挙手一投足が人々の関心を集めた。2006年の監督就任当時、まだ弱小球団であった楽天は「野村再生工場」で再生された。それから4年、2009年にはシリーズ２位という好成績をあげ、ついにクライマックスシリーズ進出を果たす。しかし、球団首脳陣の来期構想に野村監督留任の文字はなく、「契約満了」ということで退任となった。一連の騒動は世間の注目を集め、マスコミのニュースとなった。本書は東北楽天ゴールデンイーグルスで監督として采配をふるった1500日間の軌跡、そして進退問題の内幕と経過、そのすべてを野村監督自ら、あますところなく書き下ろした渾身の一冊！