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幕府隠密帳

学研M文庫 な−10−8

出版社名 学研
出版年月 2007年5月
ISBNコード 978-4-05-900481-3
4-05-900481-2
税込価格 692円
頁数・縦 317P 15cm

商品内容

要旨

享保元年、熾烈な暗闘の末、八代将軍の座についた徳川吉宗は、その地位を不動のものとすべく、直属の諜報機関「御庭番」を新設する。ところがそれが、幕府隠密役復帰を悲願とする伊賀・甲賀の忍者との軋轢を生み、ついには紀州・尾張両藩の存亡を賭けた闘争へと突き進む。かくして秘術が尽くされ、血で血を洗う壮絶な闘いが江戸の闇の奥で繰り広げられる。その死闘のゆきつく果ては…。

著者紹介

南原 幹雄 (ナンバラ ミキオ)  
1938年、東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。73年、「女絵地獄」で小説現代新人賞、81年、『闇と影の百年戦争』で吉川英治文学新人賞、97年、『銭五の海』で日本文芸大賞をそれぞれ受賞。秀抜な構想力をもとに流麗な筆致で数多くの時代小説の快作を精力的に発表、多くのファンを集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)