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落花の舞い

学研M文庫 ほ−5−13 夢見屋世直し帳

出版社名 Gakken
出版年月 2007年12月
ISBNコード 978-4-05-900510-0
4-05-900510-X
税込価格 681円
頁数・縦 318P 15cm

商品内容

要旨

武家社会を嫌い、紀州藩を脱藩した浪人・三隅志格と、猫絵描きを生業にする丈七には裏の貌がある。それは法の網を潜り抜け、庶民を泣かせる悪党を人知れず始末することだった。谷中の元締めの意を受けた志格と丈七は、徒党を組んで狼藉を繰り返す旗本の三男とその仲間たちを屠った。さらに三男の背後で理不尽に町娘を毒牙にかける御家人崩れを冥府へ送るべく、仕置きの剛剣を舞い閃かす。

おすすめコメント

浅草・上野界隈の大商家や妾宅などを相手に商いをする枕売りの巳之吉は、もと侍で猫絵描き屋の丈七と浪人の三隅志格とは呑み仲間だった。そんな三人は、娘を大奥へ御殿女中として上げた大店の主に持ち掛けられた相談から思わぬ大騒動に捲き込まれる!?

著者紹介

本庄 慧一郎 (ホンジョウ ケイイチロウ)  
本名・望田市郎。東京に生まれる。劇作家・小沢不二夫氏、三好十郎氏に師事。演劇(戯曲・演出)を学ぶ。その後、民間放送で番組の脚本や構成台本を執筆。また、コピーライターとしては日本民間放送連盟賞をはじめ、海外の賞など百五十以上を受賞する。1991年、小説家に転身。各小説誌に精力的に作品を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)