風の忍び 六代目小太郎
学研M文庫 や−10−2
出版社名 | 学研 |
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出版年月 | 2008年7月 |
ISBNコード |
978-4-05-900539-1
(4-05-900539-8) |
税込価格 | 681円 |
頁数・縦 | 288P 15cm |
商品内容
要旨 |
昼は市井に生きる代わり、夜は江戸の鎮護を定められた風魔一族。彼らを率いる扇の要は無役の小普請五百石を食む青年・風間伊織、六代目風魔小太郎である。だが要の役割は一族の三爺、吉原総代・庄司甚右衛門、古手総商い・鳶沢甚内、用人・霧江孫兵衛の報告や小言を聞くばかり。ある日、“時渡り”の異名をもつはぐれ忍びが現れた。江戸を騒がす“時渡り”の阻止に動く風魔衆。そして遂に伊織にも“上忍”の風が吹き始めた。 |
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おすすめコメント
小普請の風魔伊織は風魔六代にして、どこか若衆歌舞伎を思われる優男。今日も一人江戸城天守の屋根で無聊を囲っていた。そんな折、江戸で付け火が頻発する。家康と風魔先代の約を果たすため、吉原の庄司甚内と古手総商いの鳶沢甚内が動き出した。