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可児才蔵

学研M文庫 し−11−4

出版社名 Gakken
出版年月 2007年7月
ISBNコード 978-4-05-901200-9
4-05-901200-9
税込価格 792円
頁数・縦 409P 15cm

商品内容

要旨

笹の枝を旗指物とし、討った首にその葉を咥えさせたことから「笹の才蔵」として知られる可児才蔵。類まれな槍の遣い手として若き頃より武名響くも、無骨なまでの正直さゆえに主家を変えること六度。その人生は決して順調なものではなかった。だが戦場を駆け抜ける才蔵は、遂に若き武将・福島正則と出会う。己が認めた主の下、関ヶ原では十七の首を取る活躍をし、家康からも激賞された。信念を貫き、理想の働き場所を得た男の生涯。

おすすめコメント

笹の枝の旗指物で有名な武将・可児才蔵。喧嘩、出奔、お家消滅と、幾度となく主を替えながら、最後にめぐり合った理想の主・加藤清正の下で関ヶ原を戦い、華々しい活躍をした「笹の才蔵」の波乱に満ちた生涯を描く。

著者紹介

志木沢 郁 (シギサワ カオル)  
1955年、東京都生まれ。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。2003年、『嶋左近戦記 信貴山妖変』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞を受賞しデビュー。能(金春流)、狂言(和泉流)、弓道(日置流)などに親しみ現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)