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失われた日本古代皇帝の謎

学研M文庫 さ−10−2

出版社名 Gakken
出版年月 2008年3月
ISBNコード 978-4-05-901214-6
4-05-901214-9
税込価格 744円
頁数・縦 299P 15cm

商品内容

要旨

通説は語る、「日出る処の天子は聖徳太子である」と。だが、“彼”は本当に“大和朝廷”のリーダーだったのか?中国史書と日本史書、食い違う両書を綿密に解読すると―倭国と〓(たい)国、上宮法皇と厩戸王、太宰府と飛鳥、中大兄と天智…錯綜する二つの国家、二つの王統、そして「天皇」とは別に君臨した「皇帝」が浮かび上がってくる。「記紀」成立以前の古代日本列島の覇王をめぐる、ヤマト王権と九州王朝の対立と融合の全貌が今、初めて明かされる。

目次

序章 邪馬台国と倭国の謎―古代日本列島を統治した国王
第1章 「日出る処の天子」は和製皇帝だった―日本初の皇帝、九州に誕生
第2章 大委帝国皇帝、日本列島に君臨す―初代皇帝・タリシホコ帝
第3章 移植された聖徳太子の治世記―タリシホコ帝の摂政・厩戸王
第四章 「〓(たい)国」と「倭国」の黙示録―隋・唐の策謀、列島を暗躍
第5章 九州皇統の嫡流、上宮王家の滅亡―タリシホコ帝の太子・上宮山背大兄王
第6章 九州王朝の逆襲、倭国を制覆す―第2代皇帝・孝徳帝
第7章 上宮中大兄王、日本帝国皇帝に立つ―第3代皇帝・上宮中大兄帝(天智帝)
第8章 葛城王、日本国を建て天皇に就任―初代日本国天皇・天智天皇
終章 天武、日本国皇帝に登位、そして…―第4代皇帝・天武帝、第5代皇帝・高市帝

著者紹介

斎藤 忠 (サイトウ タダシ)  
1957年、埼玉県生まれ。早稲田大学政経学部卒。フリージャーナリストとして活躍、また長年、古代史とキリストの研究を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)