• 本

信長の血脈 三大英傑因縁譚99

学研M文庫 に−7−1

出版社名 Gakken
出版年月 2009年2月
ISBNコード 978-4-05-901233-7
4-05-901233-5
税込価格 734円
頁数・縦 293P 15cm

商品内容

要旨

神になろうとした信長を待ち受けていた思いもよらぬ陥穽。しかし、志半ばで斃れた信長の血脈は、けっして絶えることはなかった。関白に叙任され、小田原征伐をもって天下統一を成し遂げた秀吉。激烈な後継者争いを勝ち抜いて、念願の征夷大将軍にまで上り詰めた家康。二人は、ともに信長の“血”を強く意識し、そして、それに倣ったのである。今、三者三様に天下を切り取る壮大な歴史劇の幕が開く。

目次

信長の章(右大臣信長公はどんな顔―余の顔は馬に似るかと右府笑い
「おた」氏の発祥地は越前国―殿様の氏神祀る織田劒
清洲は江戸時代の地名―我が城を清洲と書くな清須なり ほか)
秀吉の章(羽柴氏と豊臣姓―豊臣は木下で存えん
蜂須賀小六との出会い―羽柴とは苦労忘れぬ名字なり
日吉大社ゆかりの人物―坂本の生まれゆえに日吉丸 ほか)
家康の章(平氏と源氏―正田から新田の系図手に入れて
松平氏発祥の地―ご先祖は時衆徳阿弥旅の僧
十八松平の意味―根回しの実る日までは松平 ほか)

おすすめコメント

著者曰く、信長の後継者・秀吉は信長の“血”を意識し信長に倣ったが、秀吉の後継者・家康もまた秀吉に倣うとともに信長の“血”を強く意識していた。“信長の血”をキーワードに、三者三様に天下を切り取る壮大な歴史劇を新たな視点で洞察する!

著者紹介

新田 完三 (ニッタ カンゾウ)  
1943年、石川県輪島市生まれ。出版社勤務を経て現在は著述業。綿密な時代考証を基に歴史の真実に迫る手法には定評がある。全県下数百市町村を現地取材しており、歴史探訪家を自任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)