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「縮み」志向の日本人

講談社学術文庫 1816

出版社名 講談社
出版年月 2007年4月
ISBNコード 978-4-06-159816-4
4-06-159816-3
税込価格 1,650円
頁数・縦 342P 15cm

商品内容

要旨

小さいものに美を認め、あらゆるものを「縮める」ところに日本文化の特徴がある。世界中に送り出された扇子、エレクトロニクスの先駆けとなったトランジスタなどはそうした「和魂」が創り出したオリジナル商品であった。他に入れ子型・折詰め弁当型・能面型など「縮み」の類型に拠って日本文化の特質を分析、“日本人論中の最高傑作”と言われる名著。

目次

第1章 裸の日本論
第2章 「縮み志向」六型
第3章 自然にあらわれた「縮み」の文化
第4章 人と社会にあらわれた「縮み」の文化
第5章 現代にあらわれた「縮み」の文化
第6章 「拡がり」の文化と今日の日本

出版社・メーカーコメント

韓国碩学が見抜く「日本独特のもの」とは?小さいものを美とし、あらゆるものを縮めて見せることに日本文化の特徴がある。入れ子型・扇子型・折詰弁当型など縮め方の類型により日本を分析した歴史的名著。

著者紹介

李 御寧 (イー オリョン)  
1934年、韓国忠清南道生まれ。1960年、ソウル大学大学院碩士。『韓国日報』『朝鮮日報』論説委員、梨花女子大学教授、国際日本文化研究センター客員教授、韓国初代文化相を歴任。梨花女子大学名誉教授、中央日報社常任顧問。文学博士。日本では、国際交流基金賞、日本文化デザイン大賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)