• 本

ローマ建国伝説 ロムルスとレムスの物語

講談社学術文庫 1818

出版社名 講談社
出版年月 2007年5月
ISBNコード 978-4-06-159818-8
4-06-159818-X
税込価格 990円
頁数・縦 264P 15cm

商品内容

要旨

大叔父の謀略により、生後すぐ捨子とされた王家の正系、双子のロムルスとレムス。二人は狼と牧人に養われ、長じて大叔父を討つが、ロムルスとレムスが覇を競い、ロムルスが勝者となってローマを興す―ローマ建国伝説である。この物語を、古代の史書等に拠りつつ、ロムルスの生涯を柱に再話。併せて物語を構成する諸要素を分析し、その意味を探る。

目次

第1章 ロムルスとレムスの誕生
第2章 捨子
第3章 双子を養う牝狼
第4章 牧夫から王子へ
第5章 ローマ建設
第6章 ロムルスの戦争と死

出版社・メーカーコメント

ローマ建国をめぐる伝説と、その成立の経緯謀略で母と引き裂かれ、狼に養われたローマ建国の祖ロムルスの数奇な生涯。古代の史書等をもとに、この伝説を再話するとともに、それがいかに形成されたかを考察

著者紹介

松田 治 (マツダ オサム)  
1940年、奄美大島生まれ。東京教育大学文学部卒業。東京大学大学院修士課程修了(西洋古典学)。流通経済大学、つくば国際大学教授を歴任。2006年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)