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第三の敗戦 緊急警告!

出版社名 講談社
出版年月 2011年6月
ISBNコード 978-4-06-217098-7
4-06-217098-1
税込価格 1,650円
頁数・縦 237P 20cm

商品内容

目次

序章 「第三の敗戦」―日本を新しくしよう
第1章 白地に描かれた「明治日本」
第2章 「戦後日本」の繁栄
第3章 文明の変貌と日本の凋落
第4章 「第三の建国」―新しい日本のコンセプト
結び―まだ「終わりのはじまり」なのか

おすすめコメント

第一の敗戦は幕末、第二の敗戦は太平洋戦争、そして、下り坂の20年の末にきた大震災が第三の敗戦。ここで大改革ができなければ、なお日本は負け続ける。新たな建国に踏み出す方向と方針はこれだ!!「歴史」が指し示す、日本の未来。東日本大震災は、「第三の敗戦」ともいうべき深刻な事態である。しかし、絶望することはない。日本は近代に入ってからも過去に二回、無残な「敗戦」を経験した。だが日本は、その都度、逆境をはね返してよりよい国を創り上げて来た。これからの復興と再生を考える前に、まずこの国の歴史を見ておこう。それこそが、この国の行く末を誤らないための指標になる、と思うからである。――<本文より>

著者紹介

堺屋 太一 (サカイヤ タイチ)  
1935年大阪府生まれ。東京大学経済学部卒業とともに通産省(現・経済産業省)入省。通産省時代に日本万国博覧会を企画、開催にこぎつける。その後、沖縄観光開発やサンシャイン計画を推進。78年、同省を退官、執筆・講演活動に入る。98年7月から2000年12月まで小渕内閣、森内閣において経済企画庁長官をつとめた。予測小説の分野を切り開き、経済、文明評論のファンも多い。また、歴史小説にも定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)