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異人伝 中島らものやり口

講談社文庫 な41−15

出版社名 講談社
出版年月 2007年6月
ISBNコード 978-4-06-275762-1
4-06-275762-1
税込価格 671円
頁数・縦 267P 15cm

商品内容

要旨

52歳は「失っていく」年。けれど逆に一種のすがすがしさがある。2004年7月に52歳で亡くなった著者が、死の直前に人生をふり返り、酒とクスリ、社会と家族、娯楽作家の業、そして自らの「死」と「生きること」を直感的に語る。死ぬのも怖くない。貧乏も怖くない。ただ愛が怖い。中島らも最後のメッセージ。

目次

第1章 おれは天才だった(家には「プール」があった
十歳で性の目覚め ほか)
第2章 酒とクスリとフーテンと(酒屋のおじさんからアル中ビビビ!
酒修行 ほか)
第3章 社会と家族(嫁はんとの出逢い
学生結婚〜就職 ほか)
第4章 娯楽作家の業(朝起きたら、小説ができてる
『酒気帯び車椅子』 ほか)
第5章 らもの現実、そして未来(里親になった
世の中は不可解だらけ ほか)

出版社・メーカーコメント

死の直前に語りおろした、最後のメッセージ2004年7月に52歳で亡くなった中島らもが、自分の人生をふり返り、思うところを存分に語った。「死ぬのも怖くない。貧乏も怖くない。ただ愛が怖いな」。

著者紹介

中島 らも (ナカジマ ラモ)  
1952年兵庫県生まれ。大阪芸術大学放送学科卒。’92年『今夜、すべてのバーで』で第13回吉川英治文学新人賞、’94年『ガダラの豚』で第47回日本推理作家協会賞を受賞。2004年7月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)