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草臥し日記

講談社文庫 は58−5 万月夜話 其の3

出版社名 講談社
出版年月 2009年5月
ISBNコード 978-4-06-276363-9
4-06-276363-X
税込価格 744円
頁数・縦 366P 15cm

商品内容

要旨

「彷徨い疲れて地面に転がり、胎児のように躯を丸める。やがてそこに夜露がしんしんと降りてくるのです。あの夜を纏って肌がしっとりしていく瞬間の清浄な気配は、何ものにも代え難い」。究極の、怠惰と自由の快楽を味わい尽くすために、作家は今日も草臥す=野宿する。優しく深く、脳髄を痺れさせるエッセイ。

目次

公園にて
俵屋の器
茂木にて
海水浴のススメ
辞書の話
冬の植物園
待て
心を亡くす
風呂にでもはいるか
京のお風呂どすえ〔ほか〕

おすすめコメント

萬月流ブルースフル・エッセイ、第三弾「冬の植物園」「パッション」「南部鉄ザ・鉄卵」など、オール讀物」に掲載されたエッセイ。作家の眼によって鮮やかに映し出された音楽、暮らし、生きること。

出版社・メーカーコメント

萬月流ブルースフル・エッセイ、第三弾 「冬の植物園」「パッション」「南部鉄 ザ・鉄卵」など、オール讀物」に掲載されたエッセイ。作家の眼によって鮮やかに映し出された音楽、暮らし、生きること。

著者紹介

花村 萬月 (ハナムラ マンゲツ)  
1955年東京生まれ。’89年に『ゴッド・ブレイス物語』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。’98年に『皆月』で吉川英治文学新人賞、『ゲルマニウムの夜』で芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)