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活路 上 新装版

講談社文庫 き15−26

出版社名 講談社
出版年月 2009年12月
ISBNコード 978-4-06-276533-6
4-06-276533-0
税込価格 713円
頁数・縦 411P 15cm
シリーズ名 活路

商品内容

要旨

小普請組の晴気竜行は友のため、刺客を引き受ける。果たせば堀田兵庫を座敷牢から救い出せる。延寿国村を手に単身、死地へ斬り込む竜行の標的は、田辺藩の城代家老と姫路城下に匿われた牧野主膳。だが幽閉先で兵庫は自害、実は槍で殺されたと竜行は知る。若き刺客の修羅を描く時代長編。

出版社・メーカーコメント

剣に全てを託した者は刺客として生きるのみ小普請組旗本から刺客となった晴気竜行は、堅い警固を突破して城代家老暗殺を成し遂げる。竜行に友と伯父を殺された高鳥源太と左文字一角が竜行を、追っていた。

著者紹介

北方 謙三 (キタカタ ケンゾウ)  
1947年佐賀県唐津市生まれ。中央大学法学部卒。’70年「明るい街」でデビュー。’81年『弔鐘はるかなり』でハードボイルド小説に新境地を開く。’83年『眠りなき夜』で日本冒険小説協会大賞、吉川英治文学新人賞、’85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞を受賞。’89年『武王の門』で歴史小説に挑み、’91年『破軍の星』で柴田錬三郎賞、さらに近年は『三国志』など中国小説での活躍も目覚ましく、2004年『楊家将』(PHP研究所)で吉川英治文学賞に、’05年には『水滸伝』全19巻(集英社)で司馬遼太郎賞に輝いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)