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天狗風 新装版

講談社文庫 み42−18 霊験お初捕物控

出版社名 講談社
出版年月 2014年4月
ISBNコード 978-4-06-277826-8
4-06-277826-2
税込価格 1,144円
頁数・縦 625P 15cm
シリーズ名 天狗風

商品内容

要旨

真っ赤な朝焼けの中、娘が一陣の風とともに忽然と消えた。居合わせた父親が自身番に捕らえられるが、自ら命を絶ってしまう。不自然な失踪に「神隠し」を疑うお初と右京之介。探索を始めた二人は、娘の嫁ぎ先に不審な点があることを突き止める。だがその時、第二の事件が起こった。霊験お初シリーズ第二弾。

出版社・メーカーコメント

思いが通じ合った相手の元へ嫁ぐ娘と、両親に溺愛された美しい娘。失踪する理由もない二人が忽然と姿を消した。――その発端は、すべての女性が持つ「迷い」。嫉妬と憧れ。美しさと醜さ。すべて表裏一体だ。真っ赤な朝焼けの中、娘が一陣の風とともに忽然と消えた。居合わせた父親が自身番に捕らえられるが、自ら命を絶ってしまう。不自然な失踪に「神隠し」を疑うお初と右京之介。探索を始めた二人は、娘の嫁ぎ先に不審な点があることを突き止める。だがその時、第二の事件が起こった。悲しみも苦しみも、恨みも嫉妬も全部吸い取ってくれる。だから、宮部みゆきはすごい。「霊験お初」シリーズ第2弾!

著者紹介

宮部 みゆき (ミヤベ ミユキ)  
1960年東京都生まれ。’87年『我らが隣人の犯罪』でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。’89年『魔術はささやく』で日本推理サスペンス大賞を受賞後、’92年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞長編部門、同年『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞、’93年『火車』で山本周五郎賞、’97年『蒲生邸事件』で日本SF大賞、’99年『理由』で直木賞、2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞、’02年司馬遼太郎賞、芸術選奨文部科学大臣賞文学部門、’07年『名もなき毒』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)