• 本

少年をいかに罰するか

講談社+α文庫 G160−1

出版社名 講談社
出版年月 2007年9月
ISBNコード 978-4-06-281143-9
4-06-281143-X
税込価格 922円
頁数・縦 424P 16cm

商品内容

要旨

2000年11月、少年法は半世紀以上ぶりに改正、重罰化された。そして、少年犯罪をめぐる新たな裁判―2007年5月、光市母子殺人事件の差し戻し審議―が始まった。被告の元少年に対する判決を、日本中が注目している。「少年は死刑にするべきか…」。改正少年法の矛盾点と改善案を、評論家とジャーナリストが徹底討論。少年犯罪の実情を公開し、いま何を変えるべきかを探る一冊。

目次

序章 「少年法改正」と光市母子殺害事件をめぐって(「少年」の概念
「少年」を裁くのか、「脳」を裁くのか
光市母子殺害事件に関する精神鑑定)
第1章 風潮(少年犯罪の真実
現代の少年事件の本当の特徴)
第2章 システム(改正で事実認定の欠陥は埋められたか
改正法の重罰化をどうみるか
少年の更生はどうすべきか)
第3章 被害者と報道(混乱する少年犯罪報道
被害者は何を求めているのか
被害者をい癒すために何ができるか
少年犯罪を論じた知識人を斬る)

おすすめコメント

はたして少年法はこのままでいいのか?50年ぶりに改正された少年法によって、被害者とその遺族は癒され、加害少年は更生できるのか。評論家とジャーナリストが少年犯罪をめぐる数々の問題を論議する

出版社・メーカーコメント

はたして少年法はこのままでいいのか?  50年ぶりに改正された少年法によって、被害者とその遺族は癒され、加害少年は更生できるのか。評論家とジャーナリストが少年犯罪をめぐる数々の問題を論議する

著者紹介

宮崎 哲弥 (ミヤザキ テツヤ)  
1962年、福岡県に生まれる。評論家。研究開発コンサルティング・アルターブレイン副代表。慶應義塾大学社会学科卒業。同大学法律学科中退。論壇誌での執筆活動、テレビのコメンテーターやラジオのパーソナリティーなど、さまざまなメディアで活躍中。政治・社会問題からサブカルチャーまで幅広い分野に精通している
藤井 誠二 (フジイ セイジ)  
1965年、愛知県に生まれる。ノンフィクションライター。高校時代からさまざまな社会運動に参加したのち、週刊誌記者を経て現在に至る。当事者に伴走しながらの綿密な取材と調査をもとにした、社会矛盾をえぐるルポルタージュを身上とする。ラジオのパーソナリティーを務めるほか、愛知淑徳大学で教鞭を執る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)