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ちんちん千鳥のなく声は 日本語の歴史 鳥声編

講談社学術文庫 1926

出版社名 講談社
出版年月 2008年11月
ISBNコード 978-4-06-291926-5
4-06-291926-5
税込価格 1,155円
頁数・縦 317P 15cm

商品内容

要旨

万葉集から童謡まで、歴史をたどればユニークな鳴き声がいっぱい、日本人と鳥との愛情あふれる関係が見えてくる。楽しさ満載の日本語史。

目次

嬶嬶とよびわたる―カラス
ほほうほほうもほめことば―ウグイス
仏壇に本尊かけたか―ホトトギス
ひいる盗人とさけべば―トビ
虚空にしばしひひめいたり―ヌエ
お口をそろえてちいぱっぱ―スズメ
糊すりおけとよぶ声に―フクロウ
妻恋う声はけんけんほろろ―キジ
ちんちん千鳥のなく声は―チドリ
うたう声にも血の涙―ウトウ〔ほか〕

おすすめコメント

日本人は鳥の声をどのように聴いてきたか?「父父」とスズメが呼べば「子かあ子かあ」とカラスが応え、ホトトギスは「時過ぎにけり」と鳴いていた――万葉集から童謡まで、日本語の豊かさを鳥声でたどる。

出版社・メーカーコメント

日本人は鳥の声をどのように聴いてきたか? 「父父」とスズメが呼べば「子かあ子かあ」とカラスが応え、ホトトギスは「時過ぎにけり」と鳴いていた――万葉集から童謡まで、日本語の豊かさを鳥声でたどる。

著者紹介

山口 仲美 (ヤマグチ ナカミ)  
1943年静岡県生まれ。お茶の水女子大学卒業。東京大学大学院修士課程修了。埼玉大学教養学部教授等を経て、明治大学国際日本学部教授。文学博士。第3回日本古典文学会賞、第12回金田一京助博士記念賞、2007年日本エッセイスト・クラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)