• 本

殿様と鼠小僧 松浦静山『甲子夜話』の世界

講談社学術文庫 1934

出版社名 講談社
出版年月 2009年1月
ISBNコード 978-4-06-291934-0
4-06-291934-6
税込価格 1,155円
頁数・縦 288P 15cm

商品内容

要旨

幕政での栄達という青雲の夢破れ、四十七歳で平戸藩主を隠退した松浦静山は、以後八十二歳で没するまで、学芸に親しみ、怪談奇談に耳をそばだて、隠居仲間やお抱え相撲取り・弓職人など多彩な人々との交流を楽しんだ。老いのため息を洩らしつつ、本所下屋敷での隠居暮らしを生き生きと綴った江戸後期屈指の随筆『甲子夜話』を中心に、「老侯の時代」を活写する一級の江戸社会史。

目次

大名暮らし
殿様が大名を辞めるとき
老侯の時代
本所下屋敷の人々
隠居同士
不思議降る町
殿様と鼠小僧
家族の肖像

おすすめコメント

江戸の大名暮らしとは?豊かな老後とは?隠居仲間やお抱え相撲取りとの交流、鼠小僧への不思議な感情、怪談奇談……。老侯・松浦静山の「甲子夜話」を中心に、殿様たちの日常を活写する第一級の社会史。

出版社・メーカーコメント

江戸の大名暮らしとは? 豊かな老後とは? 隠居仲間やお抱え相撲取りとの交流、鼠小僧への不思議な感情、怪談奇談……。老侯・松浦静山の『甲子夜話』を中心に、殿様たちの日常を活写する第一級の社会史。

著者紹介

氏家 幹人 (ウジイエ ミキト)  
1954年福島県生まれ。東京教育大学文学部卒業。専攻は日本近世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)