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相撲の歴史

講談社学術文庫 2001

出版社名 講談社
出版年月 2010年7月
ISBNコード 978-4-06-292001-8
4-06-292001-8
税込価格 1,320円
頁数・縦 387P 15cm

商品内容

要旨

記紀神話の力くらべ、御前の女相撲、技芸による年占が国家的行事=相撲節へと統合された律令時代。時代を下るにつれ、武芸大会へと変貌し、相撲人は固定化する。寺社祭礼への奉納、武士の娯楽を経て、営利勧進相撲へと発展する江戸期。「国技」として生まれ変わる明治以降。千三百年超の相撲史を総合的に読み直し、多様・国際化する相撲の現在を問う。

目次

序章 相撲の起源
第1章 神事と相撲
第2章 相撲節
第3章 祭礼と相撲
第4章 武家と相撲
第5章 職業相撲の萌芽
第6章 三都相撲集団の成立
第7章 江戸相撲の隆盛
第8章 相撲故実と吉田司家
第9章 近代社会と相撲
第10章 アマチュア相撲の変貌
終章 現代の相撲

著者紹介

新田 一郎 (ニッタ イチロウ)  
1960年生まれ。東京大学文学部卒業。同大学院人文科学研究科修士課程修了。現在、東京大学大学院法学政治学研究科教授。日本法制史専攻。東京大学相撲部部長。日本学生相撲連盟理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)