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近代ヨーロッパへの道

講談社学術文庫 2045

出版社名 講談社
出版年月 2011年4月
ISBNコード 978-4-06-292045-2
4-06-292045-X
税込価格 1,320円
頁数・縦 405P 15cm

商品内容

要旨

ルネサンス、宗教改革を経て、市民社会の形成へ。それは中世以来、引き継がれてきたものと、近代的な要素とが複雑に絡み合い、そこから新たなものが生まれ成長してゆく“複雑にして多面的な運動”だった。新大陸発見から産業革命前夜にかけて、近代社会の形成に向かうヨーロッパの姿を再現、絶対王政の栄華の陰で苦しむ庶民の姿までもいきいきと描く。

目次

第1章 中世的世界の崩壊
第2章 アルプスの北と南
第3章 国家のなかの教会
第4章 暴君をたおせ
第5章 転換期としての十七世紀
第6章 議会の国・王権の国
第7章 戦争と租税、そして民衆
第8章 人民によらぬ人民のための統治
第9章 市民社会の成長

著者紹介

成瀬 治 (ナルセ オサム)  
1928年生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業。北海道大学助教授、東京大学文学部助教授、同教授を歴任。東京大学名誉教授。専攻は中近世ドイツ史、特にマルティン・ルター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)