書店レビュー
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- 明文堂書店黒部店 (富山県黒部市)
マンガは絵が9割だと個人的に考えている。まず絵が巧くないと手に取ってすらもらえない。ただ例外的なジャンルがある。ノンフィク系やテーマが社会性の強いものの場合、絵が巧すぎるとそれが逆に枷になる。本作もうまい具合にヘタでストーリーの邪魔をしておらず読んでいて息苦しくなるくらい感情移入する。耳の聴こえない少女・西宮硝子が転校してきたことによりクラスの状況は変化し将也の人生も変わってしまった…こんなにも切なくて心が揺さぶられるコミック、久しぶりです。
(2013年12月4日)
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出版社・メーカーコメント
「俺は彼女が嫌いだった」明るく! 楽しく! 大冒険! がモットーの少年、石田将也。耳の聞こえない転校生の少女、西宮硝子。2人の出会いが、教室を、学校を、そして将也の人生を変えていく――。余りにもみずみずしい青春のカケラたち。最高に切なく、心ゆさぶる物語が生まれました。