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思考の庭のつくりかた はじめての人文学ガイド

星海社新書 221

出版社名 星海社
出版年月 2022年5月
ISBNコード 978-4-06-528401-8
4-06-528401-5
税込価格 1,155円
頁数・縦 254P 18cm

商品内容

要旨

あなたの人生をよりよく仕立てるための人文学ガイド!本書の狙いは、読者のあなたを「人文知」、いわゆる文系の学び方や考え方に招待することです。文化や芸術が好きで、深く作品を楽しめるようになりたい。人文書や哲学書を使って、世界の物事を鋭く捉えてみたい。でも、ちゃんとした教養を得るのは難しそう―そんなあなたのために、本書では立教大学文学部で教鞭を執る批評家が、人文知の山を登るコツや基礎知識をご紹介します。既存の価値観が崩壊し続ける流動的な「今」を生きるため、ものの見方や考え方を更新する技法としての人文知は、一生ものの教養としてあなたの人生を助けてくれるはずです。あなたの思考を解放する「知」への第一歩を、この本と一緒に踏み出しましょう!

目次

第1章 読書―読んで書くためのヒント
第2章 批評―考える“庭”を作る
第3章 言葉―まずはニュートラルに話そう
第4章 近代―われわれはどんな時代に生きているか
第5章 歴史―急所が分かれば十分
第6章 芸術―「力」との接触
付録ブックリスト「二〇代の自分に読ませたい本」二〇選

出版社・メーカーコメント

サントリー学芸賞受賞の批評家であり立教大学文学部准教授が伝える、あなたの〈考える心〉をセットアップするための人文学の歩き方!

著者紹介

福嶋 亮大 (フクシマ リョウタ)  
1981年、京都府生まれ。立教大学文学部准教授。2010年に『神話が考えるネットワーク社会の文化論』(青土社)でデビューし、日本近現代の文学や思想を主な対象としながらサブカルチャーや中国近現代の文学や思想まで横断的に、広範な射程で批評家としての活動を展開している。『復興文化論 日本的創造の系譜』(青土社)でサントリー学芸賞を受賞、『厄介な遺産 日本近代文学と演劇的想像力』(青土社)でやまなし文学賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)