電子を知れば科学がわかる 物質・量子・生命を司る小さな粒子
ブルーバックス B−2297
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2025年6月 |
ISBNコード |
978-4-06-540165-1
(4-06-540165-8) |
税込価格 | 1,100円 |
頁数・縦 | 238P 18cm |
商品内容
要旨 |
身の回りのあらゆる現象の背後には「電子」がある。この世界の主役は「電子」である。電子機器を動かしているのはもちろん、原子と原子を結び付け、物質を形あるものとして存在させているのも、電子の働きによる。「光」や「色」を生み出しているのも電子なら、それを感じる私たちの神経を伝わるのも電気信号だ。まさに、世界は「電子」でできているのだ。 |
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目次 |
序章 電子はこの世界の主役 |
出版社・メーカーコメント
物理学の基本がよくわかる、入門的なまさに科学への入口ともいうべき一冊。「電子」の発見から、その基本的な性質、量子力学からみた電子のありさまとそのふるまい、あらゆる化学反応の主役ともいうべき電子のはたらき、われわれの生活技術を支える、金属・半導体と電子、そしてヒトをふくむ生物の体の中でも活躍する電子など、世界に充ち満ちている「電子」の性質、その不思議なふるまい、ま支えている支えているその多岐にわたるはたらきを余すところなく解説していきます。著者は、上智大学で「身近な物理」の講義を受け持ち、科学雑誌ニュートンの監修などでもおなじみの江馬一弘先生。難しいテーマもわかりやすく、面白く伝えてもらいます。目次プロローグ 電子はこの世界の主役第1章 電子は自然界の「最小部品」第2章 電子の謎の解明が「量子力学」を生んだ第3章 電子が見せる量子力学的なふるまい第4章 化学の主役としての電子第5章 金属と絶縁体、そしてIT社会を支える半導体第6章 生物の体の中でも電子が大活躍エピローグ 電子の物理学とその未来