• 本

アレルギーの科学 なぜ起こるのかどうして増えているのか

ブルーバックス B−2312

出版社名 講談社
出版年月 2025年10月
ISBNコード 978-4-06-541495-8
4-06-541495-4
税込価格 1,320円
頁数・縦 334P 18cm

商品内容

要旨

アレルギーを正しく知り、「見えない不安」を「見える安心」に!花粉症、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎…アレルギー疾患は今や「現代病」といわれています。私たちの体を守る免疫はなぜ無害なはずのものに過剰に反応するのでしょうか。その「しくみ」をわかりやすく解説するとともに、近年の患者増加の背景や疾患ごとの特徴、さらに病態解明や治療法の開発の研究最前線まで、「今知るべき情報」をまとめた一冊。

目次

第1章 アレルギーとは何か―その由来から「現在地」まで
第2章 「生体の門番」免疫と、アレルギー―体内で起きている反応のメカニズム
第3章 アレルギーはなぜ増えた?―“現代病”を説明する仮説たち
第4章 アレルギー疾患vs.各器官―ミクロな世界での攻防
第5章 アレルゲン別に見るアレルギー―「原因×症状」の組み合わせで見えてくるもの
第6章 アレルギー治療・予防の考え方と免疫療法
第7章 アレルギーの克服に向けて―最新研究と「これから」
第8章 アレルギーと共に生きる未来へ―患者と社会が共につくる医療のかたち

出版社・メーカーコメント

国民の半分が何らかのアレルギー疾患を抱える現代社会。なぜ今増加? 体内で何が起きている? 最新の治療&研究は? 人類が避けて通れない現代病を正しく知るための、はじめの一冊!

著者紹介

森田 英明 (モリタ ヒデアキ)  
国立成育医療研究センター免疫アレルギー・感染研究部部長。1977年東京都生まれ。2001年慶應義塾大学医学部卒業。同小児科学教室入局。同大学院博士課程修了。慶應義塾大学、チューリッヒ大学、国立成育医療研究センター免疫アレルギー・感染研究部室長などを経て、2025年より現職。このほか、世界アレルギー機構理事、アジア太平洋小児アレルギー呼吸器免疫学会理事などを務める
足立 剛也 (アダチ タケヤ)  
慶應義塾大学医学部皮膚科学教室専任講師、同大学病院アレルギーセンター副センター長。1982年北海道釧路市生まれ。2007年慶應義塾大学医学部卒業。同皮膚科学教室入局。同大学院博士課程修了後、日本医療研究開発機構難病研究課、国際HFSP機構(フランス)勤務を経て、2022年帰室。2024年より現職。このほか、厚生労働省研究班ENGAGEタスクフォース委員長。NPO法人ケイロン・イニシアチブ創設者兼理事長。茶道裏千家準教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)