• 本

フィンランド豊かさのメソッド

集英社新書 0453

出版社名 集英社
出版年月 2008年7月
ISBNコード 978-4-08-720453-7
4-08-720453-7
税込価格 880円
頁数・縦 199P 18cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • へ〜、フィンランドってそうなんだー!がいっぱい

    フィンランドといえば・・・オーロラ?サンタ?豊かな自然?福祉や教育?キシリトール? 最近では、北欧デザインの雑貨や家具なんかも大人気ですよね。でも、国民性や文化習慣については、イメージわかない人も多いのではないでしょうか?実はコーヒー消費量世界一とか、スウェーデンが嫌いで常にライバル意識を燃やし、まるで日韓戦のようにアイスホッケー戦は国民中が燃えるなど、この本を読めば、最近はやりのフィンランド式教育制度だけではない、生のフィンランドの魅力について知ることが出来ますよ。

    (2014年2月18日)

商品内容

要旨

経済協力開発機構(OECD)による生徒の学力調査(PISA)で、フィンランドの子どもたちがトップの成績を挙げて以米、その教育のあり方に注目が集まっている。またフィンランドは、世界経済フォーラム(WEF)の国際競争力ランキングでも、何度も一位に輝くなど、経済的にも発展している。充実した福祉、女性の社会進出、透明性の高い税金の使途…日本とは対極的とも言える、その成長の秘密は、どこにあるのだろうか。現地の大学院留学など、フィンランドで過ごした貴重な体験をもとに語る、“不思議で豊かな国”の素顔。

目次

第1章 不思議でとても豊かな国―失業率二〇パーセントから国際競争力一位へ(もっとも近いヨーロッパ、隣の隣
日本語と音が似ている、おかしな言葉 ほか)
第2章 学力一位のフィンランド方式―できない子は作らない(工夫をこらしたクラス編成
制服も校則もなくあまりに自由な中学・高校 ほか)
第3章 税金で支えられた手厚い社会―独立心が旺盛でたくましい女性(高い税金だが、使途はガラス張りで
子どもには国から養育手当が ほか)
第4章 日本と似ている?フィンランド文化―異文化コミュニケーション(なんとも不思議なフィンランド人
森の豊かさと、体感できる季節の変化 ほか)

出版社・メーカーコメント

日本と対極!? 格差なき成長を続ける国の秘密OECDの調査で子ども学力1位、世界経済フォーラムの国際競争力ランキングでも3年連続1位に輝いたフィンランド。教育力や福祉力で豊かな社会をつくる国の素顔を、貴重な留学体験を踏まえて語る。

著者紹介

堀内 都喜子 (ホリウチ トキコ)  
1974年長野県生まれ。大学卒業後、日本語教師等を経て、フィンランド・ユヴァスキュラ大学大学院に留学。異文化コミュニケーションを学び、修士号を取得。フィンランド系企業に勤務しつつ、フリーライターとしても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)