宮沢賢治あるサラリーマンの生と死
集英社新書 0461
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2008年9月 |
ISBNコード |
978-4-08-720461-2
(4-08-720461-8) |
税込価格 | 748円 |
頁数・縦 | 174P 18cm |
商品内容
要旨 |
時代は移り変わっても、宮澤賢治の残した詩や散文の数々は日本のロマンの、ひとつの到達点を教えてくれる。農学校教師、農民芸術運動家としての賢治はよく知られるが、肥料の炭酸石灰、建築用壁材料のセールスマンとして、東へ西へと駆け回っていた最晩年近くの姿はあまり知られていない。賢治が生涯にのこした膨大な書簡から、オロオロと歩きながらも、生活者として必死に生きようとしたサラリーマン・賢治が、浮かび上がってくる。 |
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目次 |
第1章 石っこ賢さん(賢治の先祖は大工 |
出版社・メーカーコメント
雨ニモ負ケズ、賢治はセールスに明け暮れた37歳で生涯を閉じる宮澤賢治は、その最晩年の仕事として肥料や建築用壁材料のセールスマンをしていた。地元・岩手を駆けまわり、東京へも出張を繰り返す姿を追い、生活者としての苦闘を描き出す。