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子どものケータイ−危険な解放区

集英社新書 0551

出版社名 集英社
出版年月 2010年7月
ISBNコード 978-4-08-720551-0
4-08-720551-7
税込価格 792円
頁数・縦 238P 18cm

商品内容

要旨

中・高生にとって、今やそれなしではいられない必須アイテムとなったケータイ。しかし子どもたちの世界はその出現を境に一変した。いつでも誰とでも繋がることができる利便性は、有害情報へのアクセスをも簡単にし、児童買春、少女売春、援交といった子どもを巻き込んだ犯罪の出現を助長している。大人の目の届かない世界で繰り広げられ、深刻化の度合を増すケータイを使った少年犯罪を、長らく子どもの携帯電話利用問題に取り組んできた第一人者が分析し、その解決策を緊急提言する。

目次

第1章 子どもの携帯電話問題一〇年の経緯
第2章 パーソナルメディアの時代へ
第3章 思春期メディアの誕生
第4章 携帯サブカルチャー
第5章 犯罪、非行・逸脱のニューウェーブ
第6章 慌てる国と携帯電話業界
第7章 子どものケータイ利用問題が拡大した理由
第8章 子どものケータイ問題、どうなる、どうする

出版社・メーカーコメント

子どもはケータイで闇の世界とも繋がる!? インターネットができる携帯電話が登場して10年。ケータイを操る中・高生達が深刻な事件に巻き込まれるケースも増えている。子どものケータイ問題を分析・整理し、問題解決のための具体策を提言する。

著者紹介

下田 博次 (シモダ ヒロツグ)  
NPO法人青少年メディア研究協会理事長。早稲田大学第一商学部卒業。シンクタンク勤務から雑誌記者、放送番組制作などを経て、群馬大学社会情報学部大学院研究科教授、群馬大学特任教授を歴任。長らく子どもたちのインターネット、携帯電話利用問題に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)